2024. 09. 13
院長ブログ vol.26 先生は痛くなったら何するの?
「整骨院の先生って痛くなったら何をしているの?」
このような質問、ものすごーーーーくたくさん患者さんから聞かれます(^-^)
さて、これにお答えする前に一つお伝えしていきたいのは、「プロしか知らないとっておきの方法がある」・・・わけはないのです(笑)そんなものがあったらもう皆さんにオススメして、患者さん全員幸せにします・・・。
「痛い」というモノに、びっくりするような、圧倒的な解決策、秘技なんてものは無いんですね。あくまで、今までよりも体に良いことを、何度もこつこつ積み上げていく中で、痛みが取れていくというだけです。
「ウチの整体は〇〇痛を、たった1回で根本的に治します!」みたいな他院があれば、そこは勉強不足だと思ってくださいorz
さて、そのうえで、「整骨院の先生って痛くなったら何をしているの?」という質問にお答えすると、このようになります。
- 1.お金を払って施術を受ける
皆さんと一緒です。健康になりたいときにはお金と時間を使って、誰かの技術をお借りします。ただし、そうやって「自分が施術を受ける側になる」ことで、「ああ、患者さんってこんな気持ちなんだな」と勉強になることが多いので、ある意味、痛い状況を楽しんでいます(笑)
- 2.自分で実験する
市販の痛み止めのうち、どれを使ったら楽になるか。どこをどう押して、どう伸ばしたら楽になるか。そんなことを自分の体で試せる絶好の機会です。実体験をもとに、患者さんに話せること、伝えられることを増やそうとしています。
- 3.気にしない(過保護にしない)
前述の2つの通り、痛いことを「良い機会だ」と捉えて、勉強のタネにしたり、少し楽しむようにしています。ポジティブシンキングだということです。そして、痛み自体を「気にしない」ということも心掛けています。
「気にしないったって気になるでしょう」とはごもっともですが、「痛いから●●をしないようにしよう」「痛くなったら困るから●●は避けよう」「痛くなるかもしれない」「どうして痛いんだろう」「何が原因なんだろう」と、ずっと頭の中で考え続けてしまうことで、むしろ痛みから抜け出しにくくなっている方を、これまでたくさん見てきています。だからこそ、必要以上に過保護にしたり、不安視しすぎない、というお付き合いのしかたをするようにしています。
いかがでしたか?
痛みの「受け止めかた」という点でお話いたしました。
痛みの治療では、こういったことはとても大事になるのですが、あまり知られていないのが現状です。
その痛み、ぜひ当院にご相談ください。